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なんば・日本橋建築ちら見歩き

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南海ビルディング高島屋 大阪店、南海電気鉄道難波駅)。あたりまえの風景すぎてあまり観察することもなく通り過ぎてしまいがちですが、改めて眺めてみると、格調高い建物ですね(ネオ・ルネッサンス様式というそうな)。1930、1932年の大大阪時代に建てられました。設計は堺市出身の久野節(くのみさお)。

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こちらは日本橋三丁目の高島屋東別館。非常に迫力のある建物です。旧松坂屋大阪店。1928、1934年施工。設計は辰野金吾の教え子で名古屋を中心に活動した建築家、鈴木禎次。夏目漱石の義弟にあたる方だそうです。平成31年にはレトロな空間を改修してレジャー施設にするというプランがあるそうです。できるだけ今の形を残して欲しいものです。

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↑11連のアーチ状の装飾が連なる迫力ある外壁(高島屋東別館)

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味園ユニバースビル。1955年(1956年?)。設計は初代オーナーの志位銀次郎。イケフェス大阪の味園ビルガイドツアーは何度か応募しているのですが、まったく当たらないし、当たる気がしないので、昼間、観られる範囲で少しだけ潜入してきました。これはまた別項で書きます。

向かいの「ナンバプラザビジネスホテル」もかなり個性的な建物で面白かったです。