昭和ビル(乙仲通り)
乙仲通りの近代建築。前々から気になっていたのでちょっと調べてみましたが、昭和初期に作られたということしかわかってないみたいです。
階段がかっこいい。
この部分、ずっと違う別のビルだと思っていたんですが、これは昭和ビルの南側のエントランスなんですね。
横から見るとこんな感じ。
この通りはレトロな建物が多く、歩くのが非常に楽しい場所です。
tea room CORAL(西天満)
喫茶「潮騒」を出てもう一軒、喫茶店へ。ちょうど千代田ビル別館一号館から京阪国道をはさんで真向かいに位置するビルに入っている「tea room CORAL」へ。
いたるところにぬいぐるみが飾られていて、本当にラブリーな喫茶店です。
ここでもお客さん、みんなフィギュアスケートの中継に目が釘付けです(勿論私も)。応援していたエフゲニア・メドベージェワ選手の点数発表の時はドキドキしましたが、残念ながら二位。一瞬、涙を見せたメドベージェワ選手でしたが、すぐに気持ちを切り替えて、笑顔を見せていたのが印象的でした。銀メダルおめでとうございます。宮原知子選手は四位でしたが、本当に素晴らしい演技を見せてくれました。
この界隈は、有名喫茶店も多いところで、もっといろいろと行きたかったのですが、今回はこれにて終了。
喫茶 潮騒(大阪・西天満)
TOHOシネマズ梅田でジャド・アパトープロデュース、マイケル・ショウオルター監督、クメイル・ナンジアニ主演の『ビッグ・シック ぼくたちの大いなるめざめ』を鑑賞。感想はまた別に書くとして、ランチを食べに西天満まで足を伸ばしてみました。
「潮騒」。いい感じに古びた千代田ビル別館1号の地下にある喫茶店。昔は数軒、お店が入っていたようですが、今はこの「潮騒」があるのみ。心細くなりかけたところでお店が見えてきます。昼時ということもあり、ほぼ満員。テレビがフィギュアスケートの女子フリーの模様を放映していて、それをちらちら観ていると、マスターがこっちの席の方が見やすいから変わったら、と声をかけてくれて移動。おかげで宮原知子さんの演技を全て観ることができました(本当に素晴らしかった!)。で、注文したのはデリシャス・ビーフカレー。カレーの種類は8種類もあり、全てコーヒー付きで700円!
カウンターがかなり良いかんじでした。お客さんもいらっしゃったので、写真は撮らず。
TEA ROOMアルファ(西元町)
元町通り六丁目にある純喫茶「TEA ROOMアルファ」お店のロゴが可愛くて色使いが抜群なのにひかれて入ってみました。
あとでネットで調べてみるとホットケーキが人気があるみたいです。展示されていた絵(神戸の風景画)がとてもよかったです。
映画『パンとバスと2度目のハツコイ』
日曜日は、今泉力哉監督の映画『パンとバスと2度目のハツコイ』を観にイオンシネマ茨木に行ってきました。イオンシネマのみの上映ということで、近場はどこかなと探したら、茨木が一番近かったのだ。
映画は期待を裏切らない良作であった。これまで恋愛群像劇を得意としてきた今泉監督だけど、今回は、恋愛を主題にしつつ、恋愛に奔走しないヒロインを描いていて新鮮だ。
「なんだかんだいろいろあるけど、人間はやっぱり一人では生きていけないのだ」という作品が多い中、『パンとバスと2度目のハツコイ』は、「一人でも生きていかなくちゃ」っていう映画なんだと思う。
一人がいやだから、「ちゃんと好き」でもない人と一緒になってもいいじゃない?っていう恋愛はもういいかな、そんなことでバタバタするくらいなら一人がいいかなってそんな映画なのではなかろうか。孤独を恐れるなってことかもしれない。
ちなみに「ちゃんと好きってどういうことですか?」っていうのは今泉監督の『サッド・ティー』で青柳文子が言う台詞。
あと、3人での場面の多くで、一人が用事で欠けて、2人だけになるシーンが何度かあるんだけど、最後にヒロインとヒロインの妹とヒロインの中学時代の同級生の男性がヒロインの家の一部屋に集まっているシーンが出て来る。ここでも、順番でトイレに行くたび、違う組み合わせの二人が二人でないとしゃべれないとばかり重要な会話を交わす展開となり、3という数字が常に2になるのが面白かった。