韓国映画『悪女 AKUJO』
心斎橋シネマートで『悪女 AKUJO』を観てきました。噂に違わぬアクションシーンの凄さに興奮しっぱなし。冒頭7分も続く殴り込みシーンは、イリヤ・ナシュラー監督の『ハードコア』と同じ手法、つまり主観映像を使ってのワンシーン、ワンカット(といっても巧みに繋いでいる疑似長回しですが)。闘いが行われる廊下の狭さがアジア映画だなぁ。『男たちの挽歌』の狭い廊下をチョウ・ユンファが拳銃ぶっ放していくところとか、『オールドボーイ』の格闘シーンなんかを思い出しました。
途中、ヒロインが鏡にぶつけられるシーンをきっかけにヒロインが姿を表して、三人称のアクションシーンに変化します。主観映像もいいんだけど、やっぱり体と体の生身のぶつかり合いは観ていて迫力が違います。最後は窓を割って飛び降りるんだけど、窓割るシーンがやたら多いという印象(爆発シーンでも窓から人が吹っ飛びます)。
話題になっていたバイクに乗ってのチャンバラシーン、ラストのバス追跡シーンなどこんなの今まで観たことがないというオリジナリティ溢れるアクションがこれでもかと展開。
ヒロインのキム・オクビンはアクションのほとんどを自力で演じたそうです。監督は『殺人の告白』(2012)のチョン・ビョンギル。
京都・六波羅界隈
京都・六波羅あたりを探索しておりましたら目の前に中華料理屋が。その名も六波羅飯店。メニューをみるとからあげ定食があったので、即、ここで昼食をとることに決めました。
中に入ると…赤を基調にしたいい感じの店内。
「からあげ定食」。実にシンプルな内容ですが、からあげがとにかく美味しいのです!からっとジューシーの見本のような。壁に色紙が二枚ほど貼られていたのですが、そのうちの一つをみると「小さい頃からここの唐揚げを食べてきました。ここの唐揚げが一番おいしいと思う」みたいなことが書かれていて(書いた人のサインが読めず、どなたかわからなかった)、いや、ほんとにと頷きましたよ。
↑六道珍皇寺です。森見登美彦の『有頂天家族』で有名になりました。
↑六波羅飯店のむかいにある「みなとや幽霊子育飴本舗」。近くには地獄絵で有名な西福寺もあります(地獄絵は、通常、8月7−10日の間だけ開帳されます)
そしてこちらは西福寺の真向かいにある素敵な喫茶店「Cafe Violon」。
六波羅蜜寺の宝物館を観に行ったのですが、あまりにもたくさんの人の列に、また別の機会にしようと諦めました。このあたりは、数年前は観光客も少ない場所でしたが、賑わっておりました。
東華菜館(とうかさいかん)
四条大橋西詰南側にある東華菜館(とうかさいかん)。ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計、1926年竣工。国の登録有形文化財に指定されています。
この前を通るといつも写真を撮ってしまうんですが、今から7年前に一度だけ食事をしたことがあります。日本に現存する最古のエレベーター((1924年OTIS製)に乗れて感激しました。
もともとはビアレストランだったそうですが、戦時中に中華料理となったのだそうです。
こちらはデザート。料理の写真は食べるのに夢中で撮り忘れました。
ニューY・C(梅田)で腹ごしらえ
ニューY・C(梅田)でトーストセットを注文したらミニあんみつがついてきてちょっと感動。