東天閣・旧ビショップ邸(三宮 山本通)
「東天閣」(旧ビショップ邸)にランチに行きました。建物はコロニアル様式の木造2階立て。1894年(明治27年).ドイツ人・F.ビショップ氏の邸宅として建設(設計:イギリス人の建築家ガリバー)。昭和20年に先代が屋敷を受け継ぎ、中国王宮料理店「東天閣」をオープン。
通されたのは二階のバルコニー部分に設けられた席。ビショップコースを注文(もっと上のロイヤルコースもあり)。まずは七品前菜盛り合わせ。
ふかひれスープのあとは選択した料理三品のうち、まずは海鮮炒め。まず大皿にのった料理が運ばれてきて、給仕が小皿に一人ずつとりわけて、出してくれます。
こちらは酢豚です。そのあと、牛肉とピーマンの細切り炒め 、炒飯、デザート2種をいただきましたが、あまりにもおいしくて食べることに必死になってしまい写真を撮るのを忘れました。
このステンドグラスは創設当時のものだそうで、震災の際もびくともしなかったそうです。
KOBE REGATTA &ATHLETIC CLUB ・クラブハウスレストラン(三宮・磯上公園)
創立は1870年。在留外国人のスポーツクラブとして神戸外国人居留地内に発足。第二次大戦後、磯上公園に移転。現在にいたります。
入り口には「MEMBERS ONLY」と書かれていますが、クラブハウスレストランだけは、一般人にも開放されているとのことで、行ってまいりました。
店内の壁には、ラグビーやゴルフなど、クラブチームの歴史ある写真やペナントが貼られ、内装もスポーツクラブとしての風格が漂っています。レストランからはグラウンドが見えますが、これは別のところが所有するグラウンドなのかしら? 日本人と見受けられるシニアの方々が溌剌とサッカーをされていました。
Weekly Lunchの「鶏胸肉のヴァブール ミント風味のソース」を注文してみましたが、これがメチャクチャ本格的なお味で、とろけるように美味しい!これにサラダとパンと食後の紅茶もあり、1440円というのは相当お得だと思われます。
カウンターの奥にも部屋があります。
AKO COFFEE (神戸・野崎通)
竹中大工道具館には、阪急六甲から市バス2系統に乗って行ったのですが、途中、ユニークな形のひさしのお店が見えたのであとで戻って入ってみました。
お店の前のショーケースは、ソフビ人形がいっぱい並べられています。ランチも充実しているようで、若い女性がタバコをすいつつ、食事されていました。私はソーダ水をいただきました。
お店を出て三宮に出るためにすぐそばの野崎通3丁目のバス停で(5丁目だったかな?記憶曖昧)バス待ちをしていると、幼稚園から帰ってきた子どもたちが、ショーケースを覗いて反応しており、迎えのお母さんたちが、お店の人に挨拶しながら通り過ぎていきました。毎日変わらない日常の風景なんでしょうね。あのソフビ人形はこういう役目もあるのですなぁと思いつつ、走るバスの中からお店をパシャリ。最後の一枚がそれです。
それにしても2系統のバス、懐かしかったなぁ。中学の時、これで通っていたのだ♪
竹中大工道具館 (新神戸)
新神戸駅近くの「竹中大工道具館」に行ってきました。日本で唯一の大工道具の博物館として1984年、神戸市中山手に開館。2014年秋に現在の場所へと移転して、大工道具との出会いの場として、ものづくりの楽しさ、素晴らしさを伝えています。
入り口です。自動ドアになっています。
現在、「聴竹居ー藤井厚二の木造モダニズム建築」展が開催されています(7月16日まで)。展覧会のフロアー以外は、カメラ撮影もOKです。
伝統的な日本建築に、最新の設備を違和感なく導入し、緑の多い、静かで涼し気な雰囲気は、藤井厚二の住宅にどこか通じるものがあるようにも感じられました。
竹中大工道具館:〒651-0056 神戸市中央区熊内町7-5-1(078)242-0216
開館時間:9:30~16:30(月曜休み)