映画とご飯

映画と外食。

旧神戸居留地十五番街(三宮 旧居留地)

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1880(明治13)年頃に完成。神戸外国人居留地で唯一現存する明治時代の洋館です。米国領事館として使われていた時代もありましたが、今は神戸の人気店[TOOTH TOOTH」がレストランをオープンしています。以前、別のレストランだった時に入ったことがあるのですが、「TOOTH TOOTH maison 15th」に入るのは初めて。室内の写真を撮ってもいいですか、と尋ねると快く許可してくださいました。

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パスタランチ。ウニが入ってる! これが美味しいのは当然としてパンもめちゃくちゃ美味しい!さすが神戸!! これにサラダと飲み物がつきます。次回は是非二階に上がってみたい。

神港ビル(三宮 旧居留地)

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ふと上を見上げるとまるでニューヨークのようなアールデコ調の塔屋が!

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居留地にある神港ビル(ビルヂング)です。

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川崎汽船本社ビルとして1939(昭和14)年竣工。施工は竹中工務店。ビルの中には「8番館」というカフェレストランが入っています。

チャータードビルに面した玄関扉は立派な回転式扉になっていて大変かっこいいです。

喫茶ジャルダン(天神橋筋六丁目)

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天七の交差点の近くにある喫茶店「ジャルダン」。この素敵なイラストのはいった看板を観たら入らないわけにはいきません!

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立派なカウンターとモザイクタイルが素晴らしい! 創業は1971年とのこと。珈琲も本格的でとても美味しかったです。

お店を出て歩いていると天六ユーラク座、ホクテン座と書いた商店街の小さな看板が残っていました。ジョニー・トーの『柔道龍虎房 』を観に行ったのが最初で最後でした。職人が描いた手書きの看板が懐かしい。

TEA ROOM エイト(元町 乙仲通)

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乙仲通りにある喫茶店「エイト」。昨日紹介した「ラン」の隣の隣くらいにあります。ほぼ並んでいると言ってよいでしょう。

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看板が素敵♪

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こちらでは珈琲を。

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中は思ったよりも広いです。落ち着いた大人の雰囲気。もう一軒、乙仲通りには「純」という喫茶店があるのですが、まだ入ったことがありません。メニューが豊富そうなので、お昼時に行ってみようかと思っています。

喫茶&軽食ラン(神戸元町乙仲通り)

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乙仲通りには3つの喫茶店がありますが、この「ラン」もその一つ。

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ママさんがとても気さくな方で、こちらも直ぐに気がほぐれてリラックスできました。

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ママさんのお人柄に惹かれてか、若い男性のお客さんが多い(といっても数十分の滞在期間中の話ですが・・・)。喫茶店ですが「お袋の味」的な魅力があるのではないかと勝手に分析しておりました。

Cafe de Unique (岡本)

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阪急の御影駅北口から、住吉山手のお屋敷を観て、旧乾邸を堪能し、白鶴美術館に周り、坂を下って今も残る灘目の水車「山田太郎車・次郎車」を観て、線路を渡って御影石の塀が続く旧村山龍平邸(香雪美術館)の方をぐるりと回り、阪急御影駅南口の方へ戻ってきました。

まさに御影の住吉山手を歩くモデルコースのような歩き方。眼の前に「御影ダンケ」が見えているので、ここに入ったら完璧かもと思いましたが、発作的に一駅乗って岡本で下車しておりました。別に目的があったわけではない上にあまり時間もなかったので、駅の直ぐ側にあるカフェ「Cafe de Unique」に入りました。

創業はいつかはわかりませんが、もう何十年も営業されているお店です。禁煙席は二階です、とのことで、そそくさと二階へ。一階は中央にどんとカウンターが備わっています。少し古びた感じが良い塩梅です。

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プリンの上の部分が一部めくれているまま撮影しておりました。気がついて撮リなおそうと思ったときには既に一部食べておりましたので断念。広々としてゆっくりできる良い空間でした。

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白鶴美術館本館(住吉山手)

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子供のころ一度来た記憶があるんですが、あの時はここの良さが全然わかってなくて、こんなにかっこよい建物だったのか、と大変驚きました。考えてみれば、大学はヴォーリズ建築、務めた先も近代建築として本に載るようなところという今思えば超贅沢な環境に身を置きながら、その有難味を全く理解していなかったわけです。あの頃は新しいものばかりに目がいっていたなぁ。

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白鶴美術館本館は、清酒「白鶴」の醸造元である嘉納家の私設美術館として1934年に建てられました。設計は竹中工務店設計部の鷲尾九郎と小林三造。

2018年春季展として開催されていた「荘厳(しょうごん)~香(こう)、華(げ)、燈(とう)~」展もなかなかおもしろかったです。

 

旧乾邸(神戸・住吉山手)

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いよいよ旧乾邸へ。乾汽船株式会社を成立した乾新治氏の自宅として昭和10年頃に建築されました。設計は渡邊節。氏が個人邸宅を手がけるのは珍しいとのこと。

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外側からはこんな感じで見えてます。敷地は約1200坪。

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南面。イギリスのマナーハウスを彷彿させる堂々たるかまえ。

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車寄せ。こ、ここは日本かな・・・?! 玄関アプローチの壁面には、黄竜山石が用いられているそうです。

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北東面。

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玄関。美しいタイルの壁とタイルの絵。

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玄関ホール。

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圧巻のゲストルーム。

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グランドピアノはロンドンのチャーレン社が1918年に制作したものだそうです。

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階段の手すりの繊細な作りにうっとり。

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邸宅を見せていただいたあと、このゲストルームでお茶をいただけるという実に粋な計らいが!

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一階の和室。

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二階のお風呂のタイル。

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二階のベランダからの眺め。

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サンルームの壁のセントラルヒーティングの通風孔。この時代にセントラルヒーティングですから驚きです。この部屋はダンスホールとして使用されていたそうで、照明にも随分凝られたようです。後には子ども部屋になったとか。

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照明は当時のものが残っています。

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乾氏の書斎。

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こちらは西面。中央にある入り口は運転手さんら、使用人の方々の出入り口として使われていたそうです。

時間もたっぷりみさせていただき、圧巻の体験でした。贅沢な一時を過ごさせてもらいました。

旧武田長兵衛邸・武田資料館(神戸・住吉山手)

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阪神間モダニズム邸宅の傑作と誉れ高い「旧乾邸」の特別観覧に当選したのでどきどきしながら、阪急で御影駅へ。住吉山手を歩くのは子供の時以来なので、何もかもが珍しく立派なお屋敷ばかりで見とれてしまいます。御影石の塀が続く豪邸の前にやってきました。「銜艸居(かんそうきょ)」という表札が出ています。

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こちらの扉の横の石垣には「武田資料館」と書かれているのが見えます。あとで調べたところによると、1932年(昭和7年)竣工の旧武田長兵衛邸。現在は武田薬品が買い上げ、「資料館」として使用されているとのことです。

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設計は京都府庁舎旧館などを手がけている松室重光。

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で、ここをもうちょっと歩くと、どうみてもこれヴォーリズ建築でしょう!という洋館がありまして、あとから調べるとやはりそうでした。「旧小寺邸」。以前はショールームに使用されていたこともあったようですが、今は個人の住宅となっているようなので、写真は自粛しておきます。

珈琲館「北」(梅田)

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梅田駅近の貴重な純喫茶の一つでございます。阪急の高架下に「アリサ」とこの「北」が並んでいます。

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昔はもうちょっとすっきりした外観だったような・・・? 

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きゃぁ~!なんか凄く豪華なカップで出てきたー!足があります!!

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いろいろ注意書きがかかれていますが、とても居心地のよい喫茶店です。眼の前にあったテレビで「相棒」の再放送を最後まで観てしまいました。