GOSPEL(京都・浄土寺)
この暑さの中でも哲学の道周辺は非常に混み合っています。でも、一本西の通り、鹿ケ谷通りに入ると、急に人出が減って静かな住宅地になります。少し歩くと蔦の絡まる洋館が見えてきます。
ヴォーリズ建築事務所が80年代に個人の邸宅として作ったものだそうで、今は「GOSPEL」というカフェになっています。
ほとんどの家具がイギリスのアンティークですが、この円形の机と椅子は日本製とのこと。
JBLの往年の名スピーカー、パラゴンが置かれています。
チキンカレーをいただきました。本格的なお味ですごく美味しい。しかもヴォリュームもすごい!
一階には「喫茶 迷子」というお店が入っていて、こちらも素晴らしいです。アンティークの家具にたくさんの古本がところ狭しと置かれており、古本は購入できます。「GOSPEL」でお腹が一杯になってしまったので、本だけ観させてもらいましたが、乱歩を始めとするその時代のミステリや映画、落語など、結構自分の趣味に近い本が並んでいて、わくわくしてしまいました。70年代のピーナツブックス2冊と木々高太郎の『人生の阿呆』(昭和30年、河出新書)を購入。次回は喫茶も利用させてもらおうと思います。