ハーフティンバー(半木造)のチューダー・スタイルの洋館「大丸ヴィラ」は、大丸百貨店店主の下村家の居宅としてヴォーリズの設計で1932年に建てられました。高い塀で囲まれているので、建物のごく一部しか見えません。
塀の上に手を伸ばして撮ると、建物の下の部分も見えました。チューダー様式でまとめられているところから中道軒(ちゅうどうけん)と呼ばれたそうです。
室内にはヴォーリズの計画になるアメリカのキッチンジャー社の家具が残されているそうですが、一般公開されていないので、観る機会がないのが残念。今は大丸の迎賓館として使用されているとか。
大丸ヴィラの建築に合わせて作られた丸太町駅の出入り口。