白鶴美術館本館(住吉山手)
子供のころ一度来た記憶があるんですが、あの時はここの良さが全然わかってなくて、こんなにかっこよい建物だったのか、と大変驚きました。考えてみれば、大学はヴォーリズ建築、務めた先も近代建築として本に載るようなところという今思えば超贅沢な環境に身を置きながら、その有難味を全く理解していなかったわけです。あの頃は新しいものばかりに目がいっていたなぁ。
白鶴美術館本館は、清酒「白鶴」の醸造元である嘉納家の私設美術館として1934年に建てられました。設計は竹中工務店設計部の鷲尾九郎と小林三造。
2018年春季展として開催されていた「荘厳(しょうごん)~香(こう)、華(げ)、燈(とう)~」展もなかなかおもしろかったです。