映画とご飯

映画と外食。

旧松本邸(宝塚)2018年春の一般公開に行ってきました。

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宝塚市桜ガ丘の貴重な洋風住宅「旧松本邸」の一般公開が行われており(2018年5月14日~20日)行ってまいりました。神戸を拠点に貿易商を行っていた土井内蔵(どいくら)氏の本宅として昭和12(1937)年に建てられたモダニズム建築の邸宅です。設計は土井氏の甥である建築家・川崎忍氏によるもの。「松本」は土井氏の娘婿の名字で,松本安弘氏は、昭和32年、土井氏の娘アイリンさんと結婚。土井株式会社(土井商店を改称)の後継者となり、後年はアイリンさんと翻訳関連のお仕事をされ、英語に関する実務書など約30冊を出版しています。

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建築当初の家具なども多く残っており、見どころがたくさんありました。応接室の暖炉はスクラッチタイルが使われています。

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館内解説を北夙川不可止氏がしてくださり、とても貴重なお話が聞けました。

食堂の食器棚のガラスは模様などはないけれど、ステンドグラスなのだそうです。

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こちらは炊事室。

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風呂場。シャワーが2つついています。

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二階の廊下。階段はとても緩やかです。

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書斎。

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アールヌーヴォデザインの鏡台と時計。

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庭にはコンクリート防空壕がありました。

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旧松本邸は国登録有形文化財に登録され、「ひょうごの近代住宅100選」(神戸・阪神間の洋風住宅)に選定されています。