映画とご飯

映画と外食。

建築

神港ビル(三宮 旧居留地)

ふと上を見上げるとまるでニューヨークのようなアールデコ調の塔屋が! 旧居留地にある神港ビル(ビルヂング)です。 川崎汽船本社ビルとして1939(昭和14)年竣工。施工は竹中工務店。ビルの中には「8番館」というカフェレストランが入っています。 チャー…

白鶴美術館本館(住吉山手)

子供のころ一度来た記憶があるんですが、あの時はここの良さが全然わかってなくて、こんなにかっこよい建物だったのか、と大変驚きました。考えてみれば、大学はヴォーリズ建築、務めた先も近代建築として本に載るようなところという今思えば超贅沢な環境に…

旧乾邸(神戸・住吉山手)

いよいよ旧乾邸へ。乾汽船株式会社を成立した乾新治氏の自宅として昭和10年頃に建築されました。設計は渡邊節。氏が個人邸宅を手がけるのは珍しいとのこと。 外側からはこんな感じで見えてます。敷地は約1200坪。 南面。イギリスのマナーハウスを彷彿させる…

旧武田長兵衛邸・武田資料館(神戸・住吉山手)

阪神間モダニズム邸宅の傑作と誉れ高い「旧乾邸」の特別観覧に当選したのでどきどきしながら、阪急で御影駅へ。住吉山手を歩くのは子供の時以来なので、何もかもが珍しく立派なお屋敷ばかりで見とれてしまいます。御影石の塀が続く豪邸の前にやってきました…

旧後藤家住宅

旧グッゲンハイム邸に隣接して建っている旧後藤家。大正中期の建物だそうです。設計は設楽建築事務所。「ひょうごの近代住宅100選」に選定されています。 踏切を渡って階段を昇り、左手に行くと旧グッゲンハイム邸です。 旧グッゲンハイム邸の窓から観た…

旧グッゲンハイム邸(神戸・塩屋)

神戸・塩屋に行ってきました。目的は旧グッゲンハイム邸。毎月第3木曜日に一般公開が行われているのです。 これまでその第3木曜日になかなか時間がとれなかったのですが、今回ついに初訪問!JR神戸線に乗ってて海が見えだすとわくわくが止まらない。神戸育…

旧松本邸(宝塚)2018年春の一般公開に行ってきました。

宝塚市桜ガ丘の貴重な洋風住宅「旧松本邸」の一般公開が行われており(2018年5月14日~20日)行ってまいりました。神戸を拠点に貿易商を行っていた土井内蔵(どいくら)氏の本宅として昭和12(1937)年に建てられたモダニズム建築の邸宅です。設計は土井氏の…

元淳風小学校(京都・下京区)

「KYOTO GRAOHIE 2018」の関連イベントが開かれていたので、元淳風小学校に行ってきました。1931年竣工という歴史ある学校ですが、醒泉小学校と統合するために2017年3月に閉校。校舎はそのまま残り、今回のようなイベントに使用されているようです。 若手写…

旧JR奈良駅

旧JR奈良駅。1934年竣工の近代建築です。旧駅舎を現在地に約18m移動させ保存したものだそうです。現在は奈良市総合観光案内所として使用されています。 中はこんな感じ。 巣作りを始める燕の姿が!

奈良女子大学記念館(旧奈良女子高等師範学校本館)

GWに奈良女子大学記念館(旧奈良女子高等師範学校本館)の一般公開が行われていましたので行ってまいりました。奈良女子大学の正門にたどりつくと、記念館が真正面に見えています。この正門は明治42年(1909年)に作られたものだそうです。 正門をくぐって…

四天王寺周辺を少しだけぐるりと回る

四天王寺春の古本まつりの光景。行くのが遅かったこともあり、しばらく見ていると、どのテントも店じまいを始められたので、四天王寺周辺をぶらぶらすることにしました。とはいえ、30分位しか時間がなかったので、ほぼ200メートルくらいしか歩いていない…

喫茶CABIN(湊町)

心斎橋シネマートに行くと必ず寄る喫茶店「CABIN」。西区南堀江の道頓堀川と東横堀川の合流点に立つビルの地下一階にあります。 川西湊町ビル。昭和10年(1935年)竣工。設計、施工は竹中工務店です。この写真はビルの下部分しか映していませんが、船のような…

築港赤レンガ倉庫(大阪港)

築港赤レンガ倉庫は1923年(大正12年)10月に住友倉庫によって建設されました。 現在、クラシックカーミュージアムとして活用されています。 アメリカの映画の撮影所にでも舞い込んだかのような感覚になります。レンガ倉庫内にはもっと古いクラシックカーが…

喫茶&レストラン GYPSY (芦原橋)

三久食堂で食事をしたあと、芦原橋駅前の喫茶&レストラン「GYPSY」に入ってみました。奥行きがあり、広くて清潔感のあるいい感じのお店です。レストランというだけあって、お昼のメニューも豊富。 珈琲もすごく美味しい! お店の入り口側と奥側の間に、なに…

友安製作所Cafe&Bar阿倍野

友安製作所Cafe&Bar阿倍野に行ってきました。1966年に村野藤吾が設計し、「村野・森建築事務所」として使用され、その後しばらくクローズしていたという建物を、リノベーション。友安製作所は内装商品を専門に扱う会社で、リノベーションにあたって、「残せ…

北野工房のまち(三宮)

1931年築。神戸市営繕課設計の旧神戸市立北野小学校。ところどころに生徒の作品が残されています。今は、様々なお店が入った商業施設になっています。 玄関ホール。 二階から講堂にあがる北側の階段にあるシャンデリアがかっこいい。

水の科学博物館(神戸)

神戸市水の科学博物館が『さくらフェア』で無料開放されているということで、行ってまいりました。 こちらは旧奥平野浄水場(急速ろ過場)で、1917年築。設計は神戸地方裁判所などの設計も手がけた河合浩蔵によるものです。ヨーロッパのお城のような建物です…

阪神電鉄 武庫川駅

阪神電鉄武庫川駅は武庫川の上にのホームがあるので有名です。青色が美しい。河川敷は桜が満開で良い風景でした。

なんば・日本橋建築ちら見歩き(2)

黒門市場や喫茶店をのぞきながら日本橋を歩いていると近代建築が目に入ってきました。1925年竣工の大阪日本橋キリスト教会です。 設計者も施工者も不明ですが、2001年に補修された際は、設計・管理に一粒社ヴォーリーズ建築事務所、施工は奥村組が担当。国の…

クレープリー・アルション(なんば)

なんばの「クレープリー・アルション」へ。建物は1952年に建てられた洋館で、どちらかというとクレープが食べたいというよりは洋館の中に入ってみたくて入店。残念ながら二階は満席で上がれなかったんだけど地下の部屋に案内してもらう。雰囲気もよくクレー…

なんば・日本橋建築ちら見歩き

南海ビルディング(高島屋 大阪店、南海電気鉄道難波駅)。あたりまえの風景すぎてあまり観察することもなく通り過ぎてしまいがちですが、改めて眺めてみると、格調高い建物ですね(ネオ・ルネッサンス様式というそうな)。1930、1932年の大大阪時代に建てら…

桃谷の喫茶店

今回の桃谷散歩では、いろいろとよさそうな喫茶店に出逢ったのですが、どうも胃袋が小さいようで、あまりはしごができないせいもあり、中に入るのを泣く泣くあきらめたところも多かったのです。というわけで、外観写真だけでも覚書として掲載します。 「TIME…

タイルがかっこいいビル(神戸南京町周辺)

南京町近くの路地にたたずむどっしりとしたビル。外観もなかなか良いのですが、中にはいってみてびっくり。タイルがいい感じでございます。思わずたくさん写真を撮ってしまいました。

昭和ビル(乙仲通り)

乙仲通りの近代建築。前々から気になっていたのでちょっと調べてみましたが、昭和初期に作られたということしかわかってないみたいです。 階段がかっこいい。 この部分、ずっと違う別のビルだと思っていたんですが、これは昭和ビルの南側のエントランスなん…

神戸南京町 美容室かとれあの階段

神戸・南京町にある一階がギャラリーで二階が美容室のビル。ファサードもいい感じですが、階段がとても美しいのです。とりわけ壁のショーウインドウの素晴らしいこと。これ、絶対お店の中も素敵でしょう!

フットテクノビル(みなと元町)

神戸・栄町にある国の登録有形文化財「フットテクノビル」。 帝国生命保険神戸出張所として1921年に作られ、一時期、NHK神戸支局が使用していたこともあるそうです。2004年に改修された際、フットテクノビル社長が、創建時に近い形に戻したとのこと(素晴ら…

松尾ビル(旧小橋屋呉服店神戸支店)

元町通りは西に行けば行くほど面白い。 元町通りの西の端に登録有形文化財を発見。1925年築の松尾ビル。旧小橋屋呉服店神戸支店。今はココカラファインが入っている。

村野藤吾のドウトン

道頓堀に村野藤吾設計のビルがあるなんて全然知らなかったんですよ。最近まで。 1955年竣工の「ドウトン」です(現在は「コムラードドウトンビル」という名だそうな)。モザイクタイルの抽象図案が特徴。

東華菜館(とうかさいかん)

四条大橋西詰南側にある東華菜館(とうかさいかん)。ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計、1926年竣工。国の登録有形文化財に指定されています。 この前を通るといつも写真を撮ってしまうんですが、今から7年前に一度だけ食事をしたことがあります。日本に…

神戸・フロインドリーブ本店

神戸市立博物館で開催されている「ボストン美術館の至宝展」を観に行く前にドイツパン・洋菓子のフロインドリーブ本店へ。 途中 東郷青児発見。 1,929年に建築されたユニオン教会を改築した、贅沢な空間でのカフェを楽しみました。 サンドウィッチが有名なの…