Coffee 赤トンボ (大阪・服部天神)
喫茶ルヴァンから服部天神駅側に戻り、一つ目の小さな踏切を渡って右手にこの喫茶店が現れた時は小躍りしてしまいました。見事な外観!
外観に感動して近くに寄ってみると営業してないというケースが度々あるので恐る恐る近寄ってみると営業している気配は感じられます。しかし、外から中をうかがってみても、何やら木が見えるだけでめちゃくちゃ入りにくそう。もしや中に森があるのでは?とアホなことを考えてみたり。この時は時間もなかったので、再度、朝(モーニング目当てで)伺ってみました。ドアが半開きになっていたので思い切って入店することができました。
喫茶店か骨董品屋かというような店内。動物の置物多し。
モーニング。これで300円!バタートーストと蜂蜜トースト、そして果物がうれしい!
定連さんらしき男性が入ってこられたとき、テレビの近くに置かれたオーブントースターのようなものを開けて、老眼鏡を取り出されたときはびっくりしました。
まさかここが共用の老眼鏡入れになっているとは。
会計をするときに「思い切って入ってよかったです」と言うと、カウンターに座られていたおばあさんが「ここはな、なんでも話することができるんよ。それですっとするねん。またおいで」と言ってくれました。すると先ほどの男性が「爺さんと婆さんしかおらんけどな」と言って笑わせてくれました。
入りがたいように見えた空間は思いのほか暖かな心地よい場所でした。
喫茶・軽食 いづみ(大阪・新世界)
恵美須町駅出入り口そば、JAZZの澤野工房さんの向かいにある喫茶・軽食「いずみ」。
「レスカ あります」の文字が良いですね~。オレンジのペンダントライトは、あまり写真で上手に撮れなかったので、上の写真で雰囲気を想像してみてください。
お店に入ると、角のテーブル席に座ったかなりご年配の男性が「いらっしゃい」と大声で出迎えてくれます。お昼時、厨房は大忙しのようで、この男性の声を聞いて、中から女の方が出てこられました。
クリームソーダを注文。おいしくいただいてお会計にたつと、また年配の男性が「お帰りよーー」と大声で呼ばれ、女性の方が出てこられました。
この方がマスターなのでしょう。 またあの大声を聞きにお店にいかなくては。
Swing MASSA JAZZ HOUSE (大阪・新世界)
5月にジャンジャン横丁を訪れたとき、ギャラリー「Swing Masa Jazz House」が開いていたので、嬉々として入店。
年2、3回しか開いていないギャラリーなのです。店主でアーティストの山賀清春さんも「次はいつ開けるかわからない」とおっしゃっていましたので、開いていたら迷わず入ることをおすすめします。
「猫町」「ジャズ横丁」がテーマで、猫がジャズミュージシャンとなって、トランペットやサックスを吹いている小さな絵がいっぱい。マグネットやポストカードは購入でき、ペンダントなどにも加工してもらえます。
▲製作中の山賀さんの後ろ姿と店内。
次回はお盆あたりが狙い目? また行ってみよう。
きんせ旅館(京都・島原)
みや古食堂で冷麺を食べ一服したあと、もう一度島原大門をくぐり、キンセ旅館へ。開いてるかなぁと不安でしたが、暖簾が降りていてガッツポーズ!
はいってすぐ左手にはIWASHI珈琲の焙煎所があります。そして右手にそびえるこの光景!なんというか、絢爛豪華というか、妖艶さもある、独特の世界。
いよいよ中へ。す、素晴らしい! 圧巻の折り上げ天井とステンドグラス! 一日一組限定の旅館なのですが、一階はカフェ&バーになっていて、誰でも利用できます。
250年ほど前、江戸時代後期に置屋として作られ、明治に旅館となり、大正後期に一階を今のモダンな洋風の部屋に改築した(二階は和室のまま)建物です。
マンゴジュースとタルトを注文。
店主のお祖母様の代まで受け継がれたあと、長年、営業されていなかった建物を数年かけて整理し、今の形で営業を始められたそうです。猫のグッズがあちこちにあるのは、御祖母様が猫好きだからだそうで、いつの間にか猫グッズが増えていったとのこと。
カフェ営業は15時から。時々貸し切り営業などがあるので、きんせ旅館さんのツイッターでご確認を。