グリル十字屋(三宮)
神戸・旧居留地にある「グリル十字屋」は、長崎・雲仙の外国人保養地のホテルで洋食を学んだ初代が1933年に神戸で創業。85年もの歴史があるお店です。
扉を開け、階段を何段か降りてフロアへ、という造りです。
ビーフカツレツを注文。デミグラスソースは三日間かけて仕込んだものだそうです。
床にタイルで創業年が刻まれています。私が入る前にご年配の男性がお店に入っていかれたのですが、珈琲を一杯注文してさっとお会計されていました。そういえば、どなたかの著作で、洋食屋で珈琲一杯注文してさっと立ち去るモダンで粋な紳士の話しを読んだような記憶があります。昔はそういうふうに洋食屋を使っていた方も多かったのでしょう。男性はタイルの「1933」の文字を見て「同い年だよ」と微笑まれていました。
パーラー・アットホーム(三宮)
こちらは二宮商店街の近くの「パーラ アットホーム」。
椅子やテーブルやカウンターがあまり他でみかけないユニークなデザインで目を引きます。どちらもお店をはいってすぐの右手と左手にあります。奥にはゆったり座れるソファー席が設けられています。
まだお昼を食べていなかったので、焼鮭定食をいただきました。焼き立ての熱々の鮭は脂も乗って美味しかったです。これで500円という安さ! ごちそうさまでした!!
喫茶「ホワイト」(春日野道)
春日野道の大安亭市場を少し横道にいったところにある喫茶店「ホワイト」です。店名のロゴデザインが良いですね。大きな丸窓が特徴的なお店なのですが、日差しの関係か、丸窓が見えるように写せませんでした。
店内から見たらこんな感じ。大きい窓です。珈琲を注文。前の道を行き交う人がよく見えます。
招き猫が背の順に並んでいました♪
喫茶エーデル(春日野道)
街をあるけば喫茶店にあたるといわれるほど(!?)喫茶店の多い春日野道。その中で、もっともビジュアル的に好きなお店がこの喫茶「エーデル」です。阪急春日野道駅の北側。三宮よりの方向にあります。
中も渋い。
店名がはいっているカップが出てくるとすごく高まってしまいます。珈琲もさらにおいしくいただけるような気がします。
欧風料理 もん(三宮)
創業昭和11年(1936年)。神戸の老舗洋食店です。普段、夜はほとんど外食しないのですが、今日は家族が全員用があっていないので、しめしめと念願の「もん」に行ってまいりました。
ついたのは18時前。一人なのでカウンターかなぁと思っておりましたが、今の時間はお席空いていますのでとテーブル席に座らせてもらえました。
何の写真がわかりにくいですが、木製の衣装掛けらしい・・・。上の穴のあいた部分はなんなのでしょうか?(わかってない)。
メニューの表紙などは神戸の版画家、川西英氏のデザインです。ちなみにビーフカツのサンドイッチは持ち帰りができるのですが、その包装紙も川西英氏デザインのものだそうです。
張り込んでビーフカツレツを注文(サラダ付き)。ご飯(小)と味噌汁も一緒に注文しました。それほど待たされることなく、というか思ったよりも早くビーフカツレツが運ばれてきました。とろり柔らかくめちゃくちゃ美味しい!
18時をすぎると、次々お客さんが来て、マダムがテキパキと采配されておりました。二階にあがっていく方も大勢(二階もみてみたかったですが、それはまた次のお楽しみに)。それにしてもマダム、誰よりも気がつくし、お茶も持ってきてくださるし、さすがと思ってしまいました。
そしてですね、食べ終わった皿を下げに来られた時に、箸袋を記念に持って帰りますねなんてことを言ったんですけど、するとマッチをマダムが手渡してくださったのです。しかもマッチも川西英氏デザインのもの!! なんて貴重な!! 宝ものにいたします!
北野工房のまち(三宮)
1931年築。神戸市営繕課設計の旧神戸市立北野小学校。ところどころに生徒の作品が残されています。今は、様々なお店が入った商業施設になっています。
玄関ホール。
二階から講堂にあがる北側の階段にあるシャンデリアがかっこいい。