京都・六波羅界隈
京都・六波羅あたりを探索しておりましたら目の前に中華料理屋が。その名も六波羅飯店。メニューをみるとからあげ定食があったので、即、ここで昼食をとることに決めました。
中に入ると…赤を基調にしたいい感じの店内。
「からあげ定食」。実にシンプルな内容ですが、からあげがとにかく美味しいのです!からっとジューシーの見本のような。壁に色紙が二枚ほど貼られていたのですが、そのうちの一つをみると「小さい頃からここの唐揚げを食べてきました。ここの唐揚げが一番おいしいと思う」みたいなことが書かれていて(書いた人のサインが読めず、どなたかわからなかった)、いや、ほんとにと頷きましたよ。
↑六道珍皇寺です。森見登美彦の『有頂天家族』で有名になりました。
↑六波羅飯店のむかいにある「みなとや幽霊子育飴本舗」。近くには地獄絵で有名な西福寺もあります(地獄絵は、通常、8月7−10日の間だけ開帳されます)
そしてこちらは西福寺の真向かいにある素敵な喫茶店「Cafe Violon」。
六波羅蜜寺の宝物館を観に行ったのですが、あまりにもたくさんの人の列に、また別の機会にしようと諦めました。このあたりは、数年前は観光客も少ない場所でしたが、賑わっておりました。
東華菜館(とうかさいかん)
四条大橋西詰南側にある東華菜館(とうかさいかん)。ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計、1926年竣工。国の登録有形文化財に指定されています。
この前を通るといつも写真を撮ってしまうんですが、今から7年前に一度だけ食事をしたことがあります。日本に現存する最古のエレベーター((1924年OTIS製)に乗れて感激しました。
もともとはビアレストランだったそうですが、戦時中に中華料理となったのだそうです。
こちらはデザート。料理の写真は食べるのに夢中で撮り忘れました。
ニューY・C(梅田)で腹ごしらえ
ニューY・C(梅田)でトーストセットを注文したらミニあんみつがついてきてちょっと感動。
『パディントン2』は大傑作!
ホワイティの風流田舎そばで朝定食。いつも混んでる。豚汁定食(500円)を食す。具沢山で満足の一品。
●映画『パディントン2』
前作はペルーからの移民であるパディントンが異国の地、ロンドンで受け入れられていく様を描いていたが、今作の冒頭では、すっかり町の人たちと馴染んで、爽やかなルーティーン生活を送っているほのぼのとした光景が展開している。
とはいえ、ご近所の差別主義者・カリーも健在で、今回彼は自警団員を勝手に自称し、相変わらずパディントンを嫌っている。
このあたりのリアルさがパディントンシリーズの面白さの一つでもある。
特別なことではなく、ありふれたロンドンの日常であり、世界中どこにでも同じようなことが起こっているのだ。
尤も、映画自体は、夢とスリルに溢れた最高に楽しい作品に仕上がっている。
開始早々、パディンドンが古道具の中からロンドンの町を描いた飛び出す絵本を見つける。
ペルーにいるおばさんに送ったら喜んでもらえるに違いない! パディントンは思わずおばさんと一緒にその絵本の中に入って、ロンドンの名所をあちこち二人で巡ることを夢想する。
このシーンの素晴らしいことといったら!もうこれだけでこの映画は大傑作!と太鼓判を捺したくなる、夢と希望に溢れた名シーンだ。
ニコール・キッドマンがのりのりで演じた前作の悪役もよかったが、今回のヒュー・グラントがまた実にいい。
弁護のしようがないほどのいやな奴なんだけど、ヒューさまが演じると品もよくどこか憎めないキャラクターになる。
この男にはめられ、パディントンは無実の罪を着せられ投獄。そして脱獄(!)、列車での大迫力アクションが始まろうとは、観る前には思いもしなかった。
冒頭、さらっとブラウン一家の近況をパディントンが語るシーンがあるのだけれど、それが全て伏線として、このクライマックスに関わってくる。この脚本のうまさにもすっかり感心してしまった。
今年のベスト1候補が早くも現れた