元町のビルに地下にある「喫茶館 ファイン」。阪神元町駅西口改札から地下通路でつながっています。
中をのぞくと藤田嗣治の絵が目にはいりました。こりゃ入らないわけにはいかない。
静かで落ち着く場所。初めての訪問から何度か訪れましたが、サラリーマンがいっぷくする隠れ家のような赴きがあります。マッチも裏と表のデザインが違ってとても洒落ていました(レジの横に置いてあるのでもらいやすい)。
十三駅東口から線路沿いに三国方面へ歩いて二分ほど。美味しいとんこつラーメン屋さんとか、カレー本に紹介されたカレー屋さんなどがあるあたりの喫茶店です。十三の渋い喫茶店はだいたいこっち方面に集まっています。
入り口をくぐって階段を上がっていきます。
ステンドグラスがきれい。そして椅子の形がユニーク。
珈琲をいただきました。時間帯のせいか、女性客多し。
淀さんからすぐの喫茶「もみの木」にも行きましたが、しばらく休みますの貼り紙が・・・。
三久食堂で食事をしたあと、芦原橋駅前の喫茶&レストラン「GYPSY」に入ってみました。奥行きがあり、広くて清潔感のあるいい感じのお店です。レストランというだけあって、お昼のメニューも豊富。
珈琲もすごく美味しい!
お店の入り口側と奥側の間に、なにやら、ユニフォームや、グローブなどが飾られているのが目に入ってきました。どうやらボクシングの選手のものらしい。
お店の方にお聞きしたところ、この近くにある井岡ジム所属の第46代OPBF東洋太平洋ライト級王者、中谷正義選手のものだそうです。
中谷選手がお店の二つ隣りにあったコンビニ(今は閉店)でアルバイトをしていて、お店にもご飯を食べに来られていたことから、応援されているとのこと。あとで中谷選手のことを調べていたら所属事務所のHPのプロフィールに「行きたいところ=喫茶ジプシー」「尊敬する人=ジプシーのマスターとママ」と書かれているのを発見。良い関係を築かれているのだなぁと思いました。
お店にはいったところの壁には中谷選手を始め、井岡ジムの若手ボクサーのポスターが貼られています(みなさん、かっこいい!)。これまでボクシングには門外漢でしたが、しっかり名前を憶えましたので、陰ながら応援したいと思います。
↑ジプシーの横のビル。テナントは入っていないのですが、なかなか渋い造り、思わずシャッターを押してしまいました。
友安製作所Cafe&Bar阿倍野に行ってきました。1966年に村野藤吾が設計し、「村野・森建築事務所」として使用され、その後しばらくクローズしていたという建物を、リノベーション。友安製作所は内装商品を専門に扱う会社で、リノベーションにあたって、「残せるものは全て残す」という方針をとったということです。
村野藤吾の螺旋階段!
一階はカフェ、二階はショールームとなっています。階段をあがり、二階の入り口はこんなふうになっています。
階段がとても狭い中二階、中三階の存在がユニーク。
カフェではかぼちゃのシフォンケーキと紅茶をいただきました。周りを見回すと、おしゃれな女性ばかり。モデルさんのような方もちらほらいらっしゃってめっちゃお洒落な空間として人気を博しているようです。
店内にはお店の外観を描いた絵があちこちに飾られています。いろんな方が描き、お店にプレゼントされたものでしょう。 確かにこの店構えは絵心を掻き立てるものがあります。
アイスモナカと珈琲で350円。この値段で一服できるのですから、まさに至福のひと時!
ところで、このカップ、桃谷の喫茶店「LEEK」のママさんが教えてくださった日本硬質陶器株式会社NIKKO(ニッコー社)が1915年に発売した「山水」ですよね。やっぱり古くから営業されているお店はこのカップを使ってるんだ!と思ったんですが、ん?待てよ。これ、全然使い込まれたという感じがないというか真新しい。もしかしたら、今また同じデザインで新しいものが製造されているのかもしれません(こんなことを考察するのもLEEKに行っていなかったらなかったことです)。
店内はさほど広くありませんが、テイクアウトの方が途切れずに訪れます。中には10個、20個まとめて買っていく方も多く、最初、お店に入ったとき、なんでこんなに新聞紙がちらばっているんだろうと思ったのですが、個数の多い注文にはその新聞紙が包装を固めるのに使われていて、なるほど、と思いました。
ゼー六の近くの「本町橋」。大阪にある現役の橋としては最も古いものだそうです。
テントに「S.1952」とあるとおり、1952年創業の喫茶店です。一階にもテーブル席が一つありますが、こちらは主にコーヒー豆の販売に使われているようで、右手の階段をあがって二階に進みます。
カウンターも二階にあり、丁寧に淹れられたコーヒーは実に美味しい。
照明と太陽光がいい具合に織りなす暖かな雰囲気の空間で、日々の喧騒から逃れるのにうってつけの場所です。